【茨城】電気設計(医用分析装置、バイオ分析装置/高精度計測×ロボティクス×リアルタイム制御)
“ 世界トップクラスシェアの医用・バイオ分析装置の開発を通して、世界中の人々の健康を支える技術革新に一緒に挑戦しませんか? ” 医用・バイオ分析装置事業は数十年にわたり安定成長を続けており、医用分野では年3~4%、遺伝子・バイオ分野では年8~9%程度で成長しています。売上規模も過去5年で倍増しており、将来性の高い事業領域です。 また、市況変動の大きい分野とは異なり、腰を据えて技術に向き合える環境の中で、「作って終わり」ではなく、より良くする設計に長期的に関われる点も本ポジションの大きな魅力です。 日立ハイテク ヘルスケア事業統括本部は、「診断×治療×デジタル」を軸に、診断技術の進化を通じて医療の質向上に貢献することをめざしています。その中核を担う那珂診断製品本部では、医用分析装置、バイオ分析装置、検査自動化システムといった診断製品の設計・開発を行い、世界中の医療現場で日々使用されるプロダクトを世に送り出しています。 世界トップクラスのシェアを持つ製品群を開発・進化させ続けること、そして確かな品質と信頼性によって診断を支え続けること。私たちは、そうした一つひとつの積み重ねを通じて、日立グループが掲げる「ハーモナイズドソサイエティ」の実現に貢献しています。 【業務内容】 具体的には下記の業務をお任せ致します。 医用・バイオ分析装置の電気設計(高精度計測×ロボティクス×リアルタイム制御) ■職務概要 医用分析装置(血液自動分析装置、検体検査自動化システム等)やバイオ分析装置(DNAシーケンサ、遺伝子検査装置等)における、装置性能・信頼性の根幹を担う電気設計領域をご担当いただきます。 本ポジションは単なる回路設計に留まらず、要求仕様の策定段階から参画し、メカ・ソフトと連携しながら装置全体の成立性・性能をリードできる環境です。精度・速度・安定性、EMC・規格適合、測定品質など製品価値を左右する役割を担い、社内評価環境により迅速な検証・改善と品質の作り込みが可能です。顧客現場で得た知見やニーズを設計へフィードバックし、実際の使用環境に即した製品改善・新規開発に活かす機会も豊富にあります。さらに経験を重ねることで、メカやソフト、分析アプリのエンジニアを率いて開発プロジェクト全体をリードする役割を担うことも可能であり、期待しています。 医用・バイオ分析装置は、生体試料(例:血液などの液体)と、試薬(液体)を装置内部で自動的に反応させ、反応に由来する化学的な変化を電気信号に変換して検出する装置です。装置の内部では、多数の機械部品とステッピングモーターが連動し、高速かつ高精度なロボティクス動作を実現しています。例えば、1台の装置内で40~50台規模のモーターや70個以上のバルブをタイムチャートで連動制御し、μLオーダーの液体を高精度・高速に制御します。同時に、pAオーダーの電流計測や信頼性確保のための各種センシング機能を組み込むなど、大規模かつ高信頼性が求められる設計が特徴です 医用・バイオ分析装置の本質は「究極の再現性」を追求したロボティクスであり、ライフサイエンスの現場に近い位置で人々の健康を支える点が、FAや一般的なBtoB装置とは異なる特徴です。近年は、分析の数量が増加する一方で現場の人手は限られており、当社では装置単体の性能向上に加え、装置連携による自動化・省人化、メンテナンス負荷低減を進めています。 ■業務詳細 開発は分業ではなく、仕様検討から設計、評価、量産立上げまで一貫して担当いただきます。 ・要求仕様の検討、システム設計・アーキテクチャ設計(ご経験に応じて) ・回路設計(アナログ:高周波・電源・微弱信号処理/デジタル:制御回路 等) ・センサ回路設計および電場・磁場制御設計 ・基板設計および実装仕様検討 ・実機評価・検証、デバッグ ・EMC試験対応、ノイズ対策設計 ・不具合解析、改善設計、量産立上げ対応 また、少人数チームの取りまとめや、プロジェクトリーダー/サブリーダーとしての役割も期待しています。 【使用するツール例】 ・回路設計:Cadence(Allegro/OrCAD Capture/PSpice)、LTspice(Analog Devices) ・基板設計:Cadence Allegro ・ハーネス設計:Zuken(E3.series、XVL Studio) ・CAD(2D):BricsCAD ■海外・協業先との連携 海外の協業先へのサポートや装置設置時の派遣対応があります。グローバルなプロジェクトで海外とのコミュニケーション機会があります。 また、日立製作所の研究開発部門とも連携しながら、先端技術の適用や新規機能開発、課題解決に取り組む機会があります。 上記内容は、募集開始時点の内容であり、入社後必要に応じて変更となる場合がございます。予めご了承ください。 【携わる事業/ビジネス/サービス製品について】 本ポジションが携わるのは、血液検査やライフサイエンスに用いられるバイオ・医用分析装置の開発です。生体試料である検体と試薬を自動で扱い、できる限り短時間で反応を測定し、判断に用いる数値を正確に出し続けることが装置の役割です。装置内部では、多数の機構が高速かつ高精度に動作し、さらにどの分析環境でも同じ結果を出す再現性が求められます。温度・湿度・設置環境・電磁ノイズなど、理想的ではない条件下でも検査を止めないため、機構設計・制御・評価まで含めた作り込みを行っています。 装置開発の本質は、「究極の再現性」を追求したロボットであり、例えば医用分析装置では医療現場に近い位置で人の命を支える点が、FAや一般的なBtoB装置とは異なる特徴です。近年は、検体検査数が増加する一方で医療現場の人手は限られており、当社では装置単体の性能向上に加え、装置連携による自動化・省人化、メンテナンス負荷低減を進めています。装置単体に留まらず、検査室全体を一つのシステムとして成立させるという考え方で、検査技師が本来の価値ある業務に集中できる環境づくりに貢献しています。 【配属組織について】 ヘルスケア事業統括本部 診断システム事業部 那珂診断製品本部 選考を通じて、配属先の設計部は決定予定です。 【働き方について】 ■装置や試薬等を用いた実験や評価を行うため、事業所(実験室がある工場)に出社して業務を行うことが多いです。業務の状況や家庭の都合に応じて、例えば、週4日出社して、週1日はリモートワークとするような勤務スタイルも相談可能です。 ※事業の急速な成長に加えて、高い品質と信頼性を追求することから、業務が過密になるタイミング(顧客先製品のトラブル対応、開発製品の性能課題対応、等)があります。経営幹部と管理者はこの状況を平準化するために、優秀人財の採用や業務効率の向上、等による働き方改革に鋭意取り組んでおります
