転職エージェントを使って応募すると、提出した推薦状や面接後のやり取りが、選考の裏でどう使われているのかは見えにくいものです。
サラヤ株式会社 人事部の松田羽瑠香さんに、2023年1月、採用の現場で起きていることを聞きました。ギブクリエーションから届く推薦状や、応募者についての情報を、書類選考や二次面接の準備にどう使っているかを話してくれました。
後半では、衛生・環境・健康の3本柱で広がるサラヤの事業についても伺いました。チュニジアでの工場づくりやアプリの自社開発など、中途入社の松田さん自身が入社後に知った姿です。

お話を伺った方 サラヤ株式会社 総務人事本部 人事部 人材開発課 松田 羽瑠香さん(写真右)
「よう見つけてくれたな」。推薦が届くと、人事はワクワクしながら書類を見る
――ギブクリエーションは、どのような点でお役に立てていますでしょうか。
松田さん: 紹介してくださる求職者さんの質がいいんです。求人の内容と合致している人が来てくださいますし、書類選考もよく通っていると思います。
ギブクリエーションからの推薦と聞くとワクワクする。毎回そんな気持ちで書類を見ています。これは本当にお世辞ではありません。
「よう来てくれたな」「よう見つけてくれたな」「ようそこと合致させてくださったな」と、毎回思っています。
――松田さんの中では、質という面ではナンバーワンということでしょうか。
松田さん: ナンバーワンです。
部署が入社前に読み返す推薦状。人柄や志向まで書かれた推薦が選考の材料になる
――推薦状について、どのように感じていますか。
松田さん: ギブクリエーションさんは、推薦状をたくさん書いてくださるので助かっています。
量も多いですし、求職者さんの人柄や志向まで、ちゃんと書いてくださるので、よく分かります。
入社予定の方について、部署の担当者から「もう一度推薦文を確認したいので送ってほしい」と言われたこともありました。入社前に、部署の人がもう一度推薦状を読み返すくらい、選考の材料として使われています。
面接で聞けなかったことが、次の面接で答えられる。人事が二次面接の前に仕込むこと
――選考が進む中で、ギブクリエーションのサポートで助かっている点はありますか。
松田さん: 文面に残せないニュアンスのようなものは、電話で伝えてくださいます。そのやり取りがすごく緻密です。
一次面接の後のフィードバックも、すごくしっかりいただけます。求職者さんがどう思っているか、懸念点や質問が何だったかまで共有してくださるので、とてもありがたいです。
――その情報は、二次面接にどう活かされるのでしょうか。
松田さん: 二次面接を誰に持ってもらうか、どこが刺さるポイントかを考える材料になります。この人がいいと思ったら、「ここを訴求してください」と面接官に伝えることもあります。
どんな質問が出たかによって、求職者さんが何を気にしているかも見えてきます。この質問が来ているなら、次の面接で答えてあげないといけないな、と準備ができるんです。
一次面接が終わったあとは、事前の準備がかなり物を言います。面接の中では、聞けないことや言わないこともあるので、そうした情報が二次面接の前の仕込みになっています。
求職者さんが入社を迷っているときも、最後まで相談に乗ってくださいます。フォロー面談をした方がいいか、するなら何を話すかまで、細かく一緒に考えてくださるので助かっています。
「一芸に秀でた人」にも出会いたい。人事がエージェントに期待すること
――ギブクリエーションに期待することや、お願いしたいことはありますか。
松田さん: 量を増やしてほしいというより、今の質をキープしたまま、もう少しだけ数が増えたら嬉しいです。
英語ができる人や、電気の分野に強い人、理系、フランス語ができる人など、そもそも人数が少ない分野の求人もあります。そうした、一芸に秀でた人ともう少し出会えると嬉しいなと思っています。
歯科医院からお惣菜屋、チュニジアの工場まで。「思った以上にいろいろなことをやっている」
――サラヤという会社について、知ってほしいことはありますか。
松田さん: サラヤのことは、意外と知らない方が多いんです。知っている方でも、「ヤシノミ洗剤」や消毒剤、ラカントで知っているという人がほとんどです。

実際は、衛生・環境・健康の3本柱で、多角的に事業を展開しています。今年で70周年を迎えました。
――入社してから、イメージとのギャップを感じたことはありますか。
松田さん: 思った以上にいろいろなことをやっている会社だと感じました。
今はチュニジアに、エッセンシャルオイルを製造する工場を作っています。衛生・環境・健康のうち、香りと健康をつなぐ事業です。レストランや歯科医院の展開も増えていますし、今後さらに増えると聞いています。飲酒運転防止のためのアルコールチェックアプリも、自社で開発しました。
本社の横では、お惣菜屋さんがプレオープンしていました。隠れたグローバル企業で、世界30拠点、11の工場があります。海外のニュースも、社内にたくさん入ってきます。
商品は、業務用や医療用の方が多いです。ホテルに泊まると、アメニティはサラヤだったりとかよく見ますし、入国管理局に消毒剤が置かれているのを見たこともあります。中途で応募してくださった方が、タイの空港で当社の商品を見たと話してくれたこともありました。
中途も新卒も「あまり区別がない」。毎週月曜の社長メッセージが2,000人をつなぐ
――中途入社の方と新卒の方で、社内の雰囲気に違いはありますか。
松田さん: 私が入社した年は、新卒を含めて70人ほど採用していました。中途の方も多いので、馴染みやすい環境だと思います。
「中途だから」「新卒だから」というのは、あまり区別がないように感じています。新卒の方もいろいろな部署にまんべんなく配属されますし、中途の方の配属先もさまざまです。人事部として社内のいろいろな部署に顔を出していますが、見ていてもその区別はあまり感じません。私自身も中途で入社して1年が経ちますが、超働きやすいです。
――社員の方々の一体感は、どこから生まれているのでしょうか。
松田さん: 「世界の衛生環境、健康の向上に貢献する」という会社のミッションは、誰に聞いてもすぐに出てきます。直接的な支援をしていない仕事でも、間接的にそこへ貢献しているという意識は強いです。いろいろな事業本部があって、一人ひとりが全く違うことをやっていても、そのミッションが軸にあります。
社内には「サラヤポータル」というシステムがあり、毎週月曜日に社長や取締役が持ち回りでメッセージを載せています。同じキーワードが出てくるので、「社長は今こういうことを考えているんだな」と分かります。2,000人以上いる会社なので、こうした仕組みが一体感につながっていると思います。
――社長の人柄についても、感じることはありますか。
松田さん: 社長は、誰よりも新しい情報をキャッチする方です。考え方にも遊び心があって、来年の入社式を面白く変えようとしています。今までは式らしい式でしたが、ちょっとした出し物のようなものを入れようとしているんです。そうした人柄やリーダーシップも、社内の一体感につながっていると思います。
「変化を楽しめる人、変化を作り出せる人」と働きたい
サラヤには、堅実に積み重ねてきた歴史と、ベンチャーのような新しさが同時にあります。変化を楽しめる人、変化を作り出せる人、新しい事業にワクワクできる人と一緒に働きたい。それが松田さんからのメッセージです。
※本記事に掲載されている内容、および社員の所属・入社年数等の情報は、2023年1月取材当時のものです。



