日揮ホールディングス株式会社

【日揮ホールディングス株式会社】中途採用・転職のコツ・年収や働き方まで徹底解説

エネルギープラントから医薬、データセンター、半導体の工場まで、設計・調達・建設を一貫して担う。日揮グループが手がけるEPCは、社会の大きな仕組みを形にする仕事です。持株会社の日揮ホールディングスのもと、海外EPCの日揮グローバル、国内EPCの日揮、そして触媒や電子材料などの機能材製造がグループを構成します。2026年3月期の連結売上高は7,452億円。2030年に向けたBSP2030では、エンジニアリングの競争力強化と機能材製造の成長加速を掲げています。

本記事では、中途採用状況や、転職に成功するためのコツなどを、求める人材像やギブクリエーション独自知見からわかりやすくまとめています。

日揮ホールディングス(JGC)の中途採用状況・難易度

日揮グループでは、2024年の採用者のうち、新卒採用が約6割、キャリア採用が約4割を占めています。キャリア採用も主要な採用経路の一つです。公式の採用情報で確認できる求人は、閲覧時点で正社員158件、契約社員3件でした。

採用の通過率は公表されていません。採用倍率や選考通過率は公表されていません。応募にあたっては、EPCの各工程や設計、建設、DXなどで培った専門性を、希望する配属会社・職種でどのように生かせるかを具体的に伝えることが重要です。海外案件に関わる職種では、英語を用いた顧客・関係者との調整経験も評価材料になります。

採用比率と求人件数は、対象と時点が異なるため分けて見る必要があります。

区分

内容

新卒:キャリア採用比率

約6:4

正社員の求人件数

158件

契約社員の求人件数

3件

出典:よくある質問
出典:日揮グループ 採用情報

日揮ホールディングス(JGC)の募集職種・求人

日揮グループの求人を検討する際は、職種だけでなく、自身の専門領域、担当する事業分野、配属会社の役割をあわせて確認する必要があります。主な事業分野には、エネルギー、医薬・データセンター・半導体、原子力、低炭素・再生可能エネルギーがあり、持株会社である日揮ホールディングス、海外EPCを担う日揮グローバル、国内EPCを担う日揮など、グループ内の会社ごとに役割が異なります。

職種は次の三つのまとまりで整理できます。

  • プロジェクト遂行:プロジェクトマネジメント、調達、建設・施工管理、品質、HSE(健康・安全・環境)
  • 技術:IT/DX、プロセス、土木・建築、機械、電気・計装制御、研究開発
  • 事業・コーポレート:営業、経営企画、財務・経理、法務・契約、人事・総務

同じ技術職でも、海外プラントのEPC、国内の産業インフラ、機能材製造では、求められる経験や専門性が異なります。これまで担当した工程や専門分野を、希望する事業・配属会社の業務と照らし合わせて整理しましょう。

出典:日揮グループ 採用情報
出典:早わかり日揮グループ

日揮ホールディングス(JGC)への転職方法・求める人材・選考・成功のコツ

日揮グループへの転職では、まず希望する配属会社と事業分野を明確にします。そのうえで、自身の技術やプロジェクト遂行力、関係者と協働して生み出した成果を、希望職種の業務と結び付けて説明しましょう。EPCや機能材製造で担当した領域・工程まで具体化すると、入社後に発揮できる強みが伝わりやすくなります。

求める人材

日揮グループは、新しい領域・技術・手法への挑戦、社会への好奇心と創造性、多様な人や技術を結集する柔軟性とリーダーシップ、やり遂げる意欲、高い倫理観を求める人財像として掲げています。採用情報に示された人物像の一節は次のとおりです。

〇新たな領域、技術、手法に挑戦できる人
〇社会への好奇心をもち、人のニーズに応えて創造性を発揮できる人
〇多様な人や技術を結集できる柔軟性とリーダーシップをもてる人
〇困難があっても諦めずに最後までやり遂げる目標達成への意欲をもてる人
〇文化や立場の違う人を尊重し、高い倫理観をもって誠実に行動できる人

出典:日揮グループ 採用情報

書類や面接では、異なる専門を持つメンバーや顧客、協力会社、海外拠点と連携し、課題を解決した経験を具体的に伝えましょう。特に、立場や意見の異なる関係者をどのように調整し、成果につなげたかが重要です。

選考の進め方

日揮グローバルのプロジェクトエンジニア募集要項では、人事・部門による書類選考、一次面接、二次面接、内定という流れと、応募から内定まで約4〜6週間の目安が示されています。これは同職種の募集要項に記載された選考例です。

選考工程

準備する内容

書類選考

担当した工程、専門領域、役割、成果

一次・二次面接

課題への対応、関係者との調整、安全・品質・コスト・納期への貢献

内定

給与、勤務地、配属、駐在の可能性などの条件確認

書類と面接では、担当した工程、自身の役割、関係者との連携、得られた成果を一連の流れで説明できるように準備しましょう。

出典:プロジェクトエンジニア(日揮グローバル)

成功のコツ

日揮グローバルのプロジェクトエンジニア求人では、国内外のプラントEPC、応札見積り、FEED(基本設計)経験に加え、海外の顧客などと英語で調整した経験を必須要件として示しています。この職種を志望する場合は、担当業務を列挙するだけでなく、課題への対応から成果までを一連の流れで整理すると、志望動機や面接回答に一貫性を持たせられます。

  • 担当した工程と役割
  • 技術・業務上の課題
  • 安全・品質・コスト・納期に対する成果
  • 顧客・協力会社・海外拠点との協働
  • 希望する事業分野で再現できる価値

希望職種との接点や実績の見せ方を整理したい方は、ギブクリエーションの無料面談で経験の棚卸しと選考準備を進められます。

出典:プロジェクトエンジニア(日揮グローバル)
出典:日揮グループ 採用情報

日揮ホールディングス(JGC)の会社・事業・業績

日揮ホールディングスは、グループ戦略の立案と事業会社の統括管理を担う持株会社です。日揮グループは、総合エンジニアリングと機能材製造を主力事業としています。総合エンジニアリング事業では、エネルギー、医薬、食品、IT、環境保全などの分野でEPCを担い、機能材製造事業では、触媒、電子材料、高性能セラミックスなどを展開しています。

会社・事業

役割

日揮ホールディングス

グループ戦略立案、事業会社の統括管理

日揮グローバル

海外の総合エンジニアリング事業

日揮

国内の総合エンジニアリング事業

機能材製造

触媒、電子材料、高性能セラミックスなどの製造

2026年3月期の連結実績は次のとおりです。単体の数値とは混在させず、日揮グループ連結の数値として確認します。

項目

2026年3月期連結実績

売上高

7,452億80百万円

営業利益

353億99百万円

当期純利益

418億42百万円

出典:2026年3月期 有価証券報告書
出典:2026年3月期 決算短信

業績と中長期の方向性

2026年3月期の連結売上高は前期比13.1%減でしたが、営業利益は353億99百万円となり、前期の営業損失から黒字化しました。日揮グループは2026〜2030年度を対象とするBSP2030で、総合エンジニアリングの競争力強化、機能材製造の成長加速、三つのソリューション型事業の拡大を主要戦略に置いています。

同計画で掲げる2030年の数値目標は実績ではなく、日揮グループの計画です。

指標

2030年目標

営業利益

600億円

当期純利益

500億円

ROE

10%以上

転職を検討する際は、総合エンジニアリングの競争力強化とソリューション型事業の拡大という方針を踏まえ、自身の専門性をどの事業領域で生かせるかを確認しましょう。

出典:2026年3月期 決算短信
出典:経営戦略
出典:BSP2030 Presentation Materials

日揮ホールディングス(JGC)の年収・福利厚生

2026年3月31日現在の平均年間給与は、日揮ホールディングス単体が974万9,814円、日揮グローバルが1,049万4,848円、日揮が1,005万9,547円です。いずれも賞与・基準外賃金を含む、各社の全対象従業員の平均として有価証券報告書に示された数値です。

会社名

平均年間給与

日揮ホールディングス

974万9,814円

日揮グローバル

1,049万4,848円

日揮

1,005万9,547円

個別のプロジェクトエンジニア求人では、給与は経験などを考慮して決定するとされています。平均年間給与は各社の全対象従業員の平均であり、キャリア採用者の提示年収を示すものではありません。実際の給与は、応募職種や経験などを考慮して決定されます。

出典:2026年3月期 有価証券報告書
出典:プロジェクトエンジニア(日揮グローバル)

勤務条件と福利厚生

キャリア採用サイトでは、横浜本社のフレックスタイム制はコアタイム10時〜15時と示されています。働き方や生活支援に関する制度は、次の区分で整理できます。

分類

主な制度

柔軟な働き方

フレックスタイム制

育児・介護支援

ファミリーケア

休暇制度

リフレッシュ休暇、積立休暇

駐在・復職支援

国内外の駐在支援、Welcome Back制度

資産形成

持株制度、職場つみたてNISA

同サイトには、2023年度または2024年3月時点の掲載値として、年間平均有休取得日数15日、平均勤続年数14.1年も示されています。

出典:数字で見る働く環境

日揮ホールディングス(JGC)の働き方・キャリア支援

キャリア採用者には、独自のe-learningによる導入研修が用意され、希望者は社外研修も受講できます。入社時の導入に加え、BSP2030では人材のスキル・能力の可視化、グループ内越境プログラム、複数の役割を担う制度を掲げています。

  • キャリア採用者向けの導入e-learning
  • 希望者が受講できる社外研修
  • スキル・能力の可視化
  • グループ内越境プログラム
  • 複数の役割を担う制度
  • 個人・組織の学習を通じた知識・ノウハウの蓄積

日揮グループでは、専門性を高める研修に加え、グループ内の他部門や複数の役割を経験する機会を設け、中長期的なキャリア形成を支援しています。

出典:よくある質問
出典:BSP2030 Presentation Materials

日揮ホールディングス(JGC)への転職を検討する方へ

日揮ホールディングスを含む日揮グループでの転職を考える際は、持株会社、海外EPC、国内EPC、機能材製造のどこで専門性を生かすかを先に定めることが出発点です。そのうえで、希望する事業・職種の要件と自身の経験を照らし合わせると、志望理由や入社後に発揮できる強みを具体化できます。

  • 希望する配属会社・事業分野
  • 再現可能な技術・業務経験
  • EPC工程または機能材事業での成果
  • 英語と多様な関係者との協働
  • 勤務地・駐在を含む働き方
  • 会社別の給与データと制度
  • 入社後に伸ばしたい専門性

日揮ホールディングスを含む求人比較、経験の整理、選考対策を進めたい方は、ギブクリエーションの無料面談をご活用ください。

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