株式会社IHI

【株式会社IHI】中途採用・転職のコツ・年収や働き方まで徹底解説

航空機のエンジンから、橋梁などの社会インフラ、ロケットや防衛装備まで、IHIが手がける事業の幅は際立っています。資源・エネルギー・環境、社会基盤、産業システム・汎用機械、航空・宇宙・防衛という4つの事業領域を横断し、2026年3月期の連結売上収益は1兆6,434億円、連結従業員数は26,224人にのぼります。1853年の創業以来、日本のものづくりの根幹を支えてきた重工業メーカーです。

本記事では、中途採用状況や、転職に成功するためのコツなどを、求める人材像やギブクリエーション独自知見からわかりやすくまとめています。

IHIの中途採用状況・難易度

IHIは、IHIと主要な関係会社の採用計画に対する実績をモニタリングしています。2024年度のキャリア採用実績は468名で、計画の341名を上回りました。採用区分ごとの実績と計画は次のとおりです。

採用区分

実績

計画

年度

新卒定期採用

384名

338名

2024年度

キャリア採用

468名

341名

2024年度

主要な関係会社は、従業員数100名以上の20社です。この表は株式会社IHI単体ではなく、IHIおよび対象関係会社を含む実績を示しています。

公式には選考倍率や通過率は開示されていないため、採用実績だけから選考難易度を数値化することはできません。希望職種の業務内容と、自身の専門性・経験・成果の接点を確認することが重要です。

出典:人財マネジメント|IHI

IHIの募集職種・求人

勤務予定地は全国および海外の事業所です。求人を見るときは、次の項目を一つのまとまりとして捉えると、職務経験とのつながりを整理しやすくなります。

比較する項目

見る内容

募集会社・事業領域

株式会社IHIの募集であるか、4事業領域のどこに関わるか

部署・業務内容

担当する製品、プロジェクト、顧客、社内外の関係者

勤務地

勤務予定地となる国内外の事業所

必須要件

募集職種で求められる経験、資格、知識

歓迎要件

担当業務との関連性を示せる追加の経験や専門性

職種・業務内容は募集ごとに異なりますが、公式の職種情報には次のような役割が掲載されています。

  • 設計・開発:製品やシステムの設計、技術開発、プロジェクト推進
  • 生産技術・品質:製造工程の改善、品質保証、検査や技術管理
  • DX・デジタル:業務や事業を支えるデータ活用、システム、デジタル施策
  • 調達・管理:資材調達、営業、経理、人事など、事業運営を支える業務

職務経歴書では職種名だけでなく、扱った製品・技術、担当工程、関係者、改善や開発の成果まで書くと、募集業務との対応関係が伝わります。

出典:募集要項|IHI

IHIへ転職する方法・求める人材・選考・成功のコツ

IHIのキャリア採用は、Webエントリー、書類選考、部門面接、最終面接、採用内定、入社という流れで進みます。公式に示された工程と、書類や面接で整理しておきたい内容をまとめると次のようになります。

求める人材

IHIは、変革に挑む人財の参加を求めています。採用サイトでは、キャリア入社者の活躍について次のように説明しています。

これまでに様々なプロジェクトを推進してきたIHIでは、高い専門性、様々な経験や能力を持った多くのキャリア入社者がそれぞれのフィールドで活躍してきています。

出典:キャリア採用情報|IHI

この説明から、経験の業種名だけでなく、専門知識をどのような業務で使い、プロジェクトや課題にどう関わったかを伝えることが重要だと分かります。希望職務に関連する技術、担当範囲、成果、周囲と連携した方法を一続きの実績として整理すると、経験の再現性を説明しやすくなります。

選考の進め方

書類選考は登録内容をもとに行われ、WebSPI適性検査を受検する場合があります。部門面接では履歴書と職務経歴書を用意し、最終面接を経て採用内定となります。公式FAQでは、登録から採用内定まで1〜2か月程度かかる場合が多いと説明されています。

書類では担当業務と成果を示し、部門面接では技術的な判断や関係者との調整について説明します。最終面接では、希望職務で専門性をどう生かすかを事業領域と結び付けまましょう。

出典:よくある質問|IHI

成功のコツ

IHIは異業種からの応募も歓迎しています。公式FAQには次の記載があります。

異業種からのご応募も歓迎しております。これまで習得された知識、ご経験が活かせる求人がございましたら、経験業種を問わず積極的にご応募ください。

出典:IHIで働く人|IHI

経験業種が同じかどうかだけで判断せず、希望職種で使える知識と経験を具体化することがポイントです。応募は原則1職種です。職種を定め、募集要項の必須・歓迎要件と、自身の経験・成果の接点を整理すると、応募書類と面接の軸がそろいます。

職種の選び方や職務経歴の整理、選考準備を一人で進めにくい場合は、Givecareerの無料面談で経験の棚卸しや求人との接点を相談できます。

IHIの会社・事業・業績

IHIは1853年に創業し、1889年に設立されました。本社は東京都江東区豊洲にあります。会社概要と事業領域の全体像は次のとおりです。

項目

内容

対象範囲

創業

1853年

IHI

設立

1889年

株式会社IHI

本社

東京都江東区豊洲

株式会社IHI

資本金

1,071億円

株式会社IHI

売上収益

1兆6,434億円

IHI連結

従業員数

26,224人

IHI連結

IHIの4事業領域は、社会や産業の異なる課題に対応しています。

  • 資源・エネルギー・環境:脱炭素や循環型社会に関わる事業
  • 社会基盤:橋梁などの社会インフラを支える事業
  • 産業システム・汎用機械:産業インフラや生産活動を支える事業
  • 航空・宇宙・防衛:航空輸送、防衛、宇宙利用に関わる事業

業績と中長期の方向性

第209期(2025年4月1日から2026年3月31日まで)の連結売上収益は1兆6,434億2百万円、営業利益は1,655億34百万円でした。中長期資料では、2040年を見据えた民間エンジン・防衛・原子力の強化と、FY2026〜FY2028の先行投資・財務基盤強化を示しています。

実績と計画は、次のように分けて見ることができます。

区分

指標

内容

2026年3月期実績

連結売上収益

1兆6,434億2百万円

2026年3月期実績

連結営業利益

1,655億34百万円

FY2026〜FY2028計画

営業利益率

10〜13%

FY2026〜FY2028計画

累計投資額

6,500億円

将来計画は実績とは異なる計画値です。業績を踏まえて転職を考える場合は、過去の数値だけでなく、希望職務が関わる事業領域の技術開発や投資の方向も確認すると、入社後に担う役割を考えやすくなります。

出典:会社概要|IHI
出典:事業紹介|IHI
出典:第209期 有価証券報告書|IHI
出典:2025年度(2026年3月期)決算説明会「経営概況-中長期に向けたロードマップ」|IHI

IHIの年収・福利厚生

第209期有価証券報告書によると、提出会社である株式会社IHIの平均年間給与は10,005,041円です。これは従業員8,199人、平均年齢42.4歳、平均勤続年数15.2年の全従業員平均で、賞与および基準外賃金を含みます。連結従業員の平均ではなく、株式会社IHI単体の開示値です。

項目

内容

平均年間給与

10,005,041円

従業員数

8,199人

平均年齢

42.4歳

平均勤続年数

15.2年

給与の範囲

賞与・基準外賃金を含む

出典:第209期 有価証券報告書|IHI

勤務条件と福利厚生

キャリア採用の募集要項には、実働8時間、休憩60分、経験・能力を考慮した給与、完全週休二日制、年次有給休暇22日、賞与年2回が示されています。主な条件と制度は次のとおりです。

項目

公式に示された内容

勤務予定地

全国・海外の事業所

勤務時間

実働8時間、休憩60分

給与

経験・能力を考慮

休日・休暇

完全週休二日制、年次有給休暇22日

賞与

年2回

年間休日

127日(2023年度)

住宅支援

独身寮、社宅

資産形成

持株、財産形成、選択型確定拠出年金

出典:募集要項|IHI
出典:キャリア支援(福利厚生)|IHI

IHIの働き方・キャリア支援

IHIグループは、自分の描くキャリアに向けて計画を作り、上司との面談を通して成長の行動につなげる制度を示しています。公式ページでは、キャリア開発について次のように説明しています。

キャリア形成・能力開発の起点として、「キャリア・デベロップメント・プログラム」という仕組みを導入しています。

一人ひとりが自分の描くキャリアの実現に向け、キャリアプラン(未来設計図)を作成し、成長に向けたチャレンジ(新たな業務の希望や自己研鑽等)について年1回必ず上司と面談を行ない、具体的なアクションに繋げます。

出典:キャリア開発(各種制度)|IHI

制度の内容は次のとおりです。

制度

内容

CDP

キャリアプランを作成し、年1回上司と面談

選択型研修

300講座以上から選ぶ研修

キャリアチャレンジ

グループ内公募による挑戦

社内副業・セカンドジョブ

社内で新たな経験を得る仕組み

育児・介護支援

短時間勤務などの両立支援

在宅勤務

利用を拡大している働き方

HIへの転職を検討する方へ

IHIへの転職を考えるときは、4事業領域のうちどの領域に関心があるかを定め、希望職務の業務内容と自身の専門性・経験・成果を対応させると、志望理由を組み立てやすくなります。会社・事業の方向、職種、勤務地、給与、福利厚生、選考工程を分けて整理すると、求人情報から読み取った内容と自分の希望を比較できます。

職務経歴書では、担当した製品や技術、工程、関係者との連携、改善・開発の成果を具体的に示します。異業種の経験も、希望職種で使える知識や能力として説明できます。

IHIへの転職で職種比較や経験の棚卸し、選考準備を進めたい方は、Givecareerの無料面談を活用できます。

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