Y.Iさん(写真左)
商品開発グループ
鉄鋼、ガラス、半導体メーカーで研究開発業務を経験後、2023年にアピステへ入社。
商品開発グループで新商品の開発を担当し、専門性を活かしながら商品価値の向上に取り組んでいる。
A.F さん(写真右)
商品開発グループ
空調機メーカーで研究開発業務を経験後、2018年にアピステへ入社。商品開発グループの責任者として、チームと共に魅力ある商品の開発を推進している。
世の中のモノづくりの生産性向上と環境改善の進化を支える、ファブレスメーカー株式会社アピステ(以下、アピステ)の商品開発担当者であるY.IさんとA.Fさんに、モノづくりへの考え方や仕事のやりがいについて伺いました。
アピステにご入社された経緯について教えてください。
A.Fさん:
前職では、空調機に使用される熱交換器の研究開発や冷凍サイクルの設計開発を担当していました。決められた仕様に基づいて開発を進める仕事でしたが、商品開発に関わる中で、徐々に仕様を決める上流の仕事に興味を持つようになりました。
また、開発した商品に対してお客様がどのような感想を持っているのかなど、技術開発以外のことにも関心を持つようになりました。
「自分がやりたい仕事ができるか」「これまでの経験を活かせるか」という2点を軸に会社選びを進める中で、アピステの面接を通じて、それが実現できると感じたため、入社を決めました。
Y.Iさん:
私はアピステで4社目になります。新卒で鉄鋼の会社に入社し、その後、ガラス業界、半導体業界を経てアピステに入社しました。前職までは主に研究開発に携わっており、AIを使った自然言語処理を担当していました。
これまで大手企業で研究開発の経験を積んできましたが、開発の範囲や進め方において制約を感じる場面が多くなり、それが転職を決意する一因となりました。転職活動では、待遇面の改善ができ、ファブレス企業やIT系の受託開発を行う企業を中心に探していました。
その中で、経験やスキルを問わず理系出身者を幅広く募集しているアピステの求人を知りました。当時30歳を超えていた私にとって応募しやすい条件でしたし、幅広い業務範囲が求められる環境でしたので、「チャレンジしてみよう」という気持ちで応募しました。
面接を経て、最終的に提示いただいた年収が高く、ファブレス企業であり、商品開発に没頭できる環境があったため、入社を決意しました。

商品開発グループのミッションについて教えてください。
A.Fさん:
私たちは、経営理念である「最小の資本と人で最大の付加価値をあげる」ことを常に意識しながら商品開発を行っています。
一般的に商品開発というと、スペックの向上や技術そのものの開発など、「技術」に着目されがちですが、私たちにとって「技術」は目的を達成するための手段に過ぎません。あくまで「付加価値」にこだわって商品開発をしています。
商品開発グループの採用ではどのような方を求めていますか。
A.Fさん:
アピステの開発では、「お客様に対する付加価値を最大化する」ことが重要になります。技術開発そのものがゴールではなく、お客様にとっての付加価値を最大化する商品を実現するために必要な技術開発を進めるというアプローチをとっています。そのため、その目的を達成できるのであれば、既存技術を活用することも問題ありません。
お客様にとっての付加価値を最大化するために何が必要なのかを突き詰めて考え、アピステの商品開発に反映できる方と一緒に仕事をしたいと考えています。

面接で大切にされていることはありますか。
A.Fさん:
面接では、アピステのありのままを伝えることを大切にしています。アピステがどのような会社で、どんな業務や働き方をしているのかを正直にお伝えしています。時には、「技術開発だけをやりたい方は合わないかもしれません」といった話もします。
なぜなら、企業側も候補者側も、相手にとって良いところだけを共有してしまうと、入社後に「こんなはずじゃなかった」とお互いにとって悪い結果になってしまうことがあるからです。
面接ではそのようなことがないように、ありのままを伝えることを心がけています。ですので、面接にご参加される場合は、ぜひありのままをお話しいただきたいと考えています。
「付加価値」を意識したモノづくりという考え方を、どのように組織へ浸透させているのでしょうか。
A.Fさん:
アピステの商品開発では、「この仕様は本当にお客様にとっての付加価値になるのか」という点に焦点を当てます。そのため、開発担当者間で「それは何のために必要なのか?」という問いが繰り返され、全員がその視点を持って議論を行います。
その結果、「本当に付加価値のあるモノづくりをする」という価値観が自然に浸透し、社員全体の共通認識として根付いています。
Y.Iさん:
アピステには、会社の営業利益(付加価値)が上がれば社員全員の待遇が上がる制度があるため、社員は自然と「本当にお客様にとっての付加価値になるのか」という視点を持ち、「その機能は本当に必要なのか」「どれくらいの人が使うのか」といった議論をよくしています。
―――誰でも気軽に意見を出し合えるような環境でしょうか?
Y.Iさん:
アピステは会社全体でフラットに意見が出しあえる環境なので、上下関係や立場を意識する必要はないです。若手だから話しづらいとか、キャリアが浅いから意見が通らないといったこともありません。
むしろ、気軽に「どうなんですかね」と話をしに行ける、非常にオープンな環境となっています。入社してすぐに意見を求められることもありましたし、普段から年齢や立場に関係なく意見交換をしています。
Y.Iさんはご入社されて約2年が経ちましたが、入社前後のギャップはありましたか。
Y.Iさん:
良い意味でのギャップとしては、思った以上に仕事の自由度が高いことです。アピステは、もっとシステマティックで整然とした組織かと思っていたのですが、実際は柔軟性があり、自由に考えを提案して取り組めていると感じます。
一方で組織が成長過程ですので、まだ整っていない部分もあります。その点は人によってギャップを感じる部分だと思います。例えるなら、10年目くらいのベンチャー企業が大企業化していく過程にあるような印象を受けます。これまで比較的、完成された組織で働いてきたので、そういった点に面白さを感じるときもあれば、大変さを感じるときもあります。
商品開発グループのメンバーは、ほぼ転職してきたメンバーで構成されているため、厳密に仕組みを決める必要はないと思いますし、プロジェクトごとにルールを柔軟に決めて進めていくというのも良いと思います。
しかし、会社が成長していく過程で、例えば、根本的なデータの管理方法など、システム全体としてはやはり統一すべき部分もあると感じます。

現在はどのような業務に取り組まれていますか。
Y.Iさん:
現在、ある開発プロジェクトでプロジェクトマネジメントのような役割を担当しています。協力会社様と一緒にプロジェクトを進めていくのですが、アピステが実現したい方向性とズレがないようにプロジェクトをコントロールしつつ、社内から出てくるさまざまな要望をまとめて整理し、最終的に合意にもっていくような役割を担っています。
―――仕事でやりがいや面白さを感じる部分はどこでしょうか?
Y.Iさん:
やりがいとしては、できることの幅が非常に広い点ですね。私の場合、技術的な部分の進め方についてはほぼ自分自身が中心となって取り組ませてもらっています。どの協力会社様と一緒に進めるか、どの技術を使うかなど、選択肢の幅が非常に広いです。
また、必要なことに対しては予算が素早くつく点もとてもありがたいと思っています。基本的に、良いと思ったことは実現できる環境が整っていると思います。
一方で、難しさとしては1人が受け持つ範囲が広い点です。時には対応しきれず、段取りの変更をしなければならない場面もあります。こうした点から商品開発グループの仲間が増えることで、よりできることが増えたり、スピードが上がったりする余地がまだまだあると感じています。
―――印象に残っているプロジェクトについて教えてください。
Y.Iさん:
入社直後に任せてもらったプロジェクトです。技術開発として重要な案件で、目論見通りの期間と予算で無事にプロジェクトを進めることができたので、とても印象に残っています。具体的な内容についてはお伝えできないので抽象的な話になってしまいましたが、このプロジェクトは技術的なノウハウの蓄積に繋がりました。

「必要なことに対しては予算が素早くつく」というお話がありましたが、予算はどのように申請するのでしょうか。
Y.Iさん:
決裁をもらうために多くの部署や担当者へプレゼンを繰り返すことは基本的にありません。
必要な理由や、それを実施した場合に得られる効果をしっかりと押さえたうえで企画書を作成し、私の場合はA.Fさんに報告をし、その後A.Fさんから社長へ提案してもらいます。やり取りがスピーディーで非常に効率的です。あれこれと担当を探し回って1〜2週間かけて進めるといったことを経験したことがありますが、アピステではそういったことが一切なく、意思決定が早いのが特徴だと思います。
―――A.Fさんは、どのような判断基準で企画を承認するのでしょうか?
A.Fさん:
判断基準として一番重要なのは、「付加価値が生み出せるかどうか」です。それだけでなく、「実際にやる必要があるのか」や「今やるべきかどうか」なども慎重に議論を重ねます。
また、普段のコミュニケーションの中で「これ、いつ頃必要ですか?」、「少し高いので交渉してみましょうか?」というような話を頻繁にしています。そうしたやり取りの延長で企画が進むので、その話を突然聞くということはほとんどありません。
これらが、スピード感ある意思決定にもつながっていますし、フラットな組織ならではの特徴かもしれません。

働かれている中で感じる商品開発グループの課題は何でしょうか。
Y.Iさん:
ノウハウの蓄積が課題だと思います。アピステのメンバーはそれぞれが高い技術やノウハウを持って主体的に取り組んでいますが、それらをもっと全体に共有し、蓄積すべきだと考えます。
現在、商品開発グループのメンバーで技術やノウハウをどう効率よく的確に蓄積していくかということについて、意見を出し合い取り組みを進めています。
商品開発グループを今後どのような組織にしていきたいですか。
A.Fさん:
商品開発グループとして、これからも付加価値の高い商品を開発し続けることに変わりはありませんが、当社はファブレスメーカーなので、既存の領域にとらわれる必要はないと考えています。
現在は制御盤用クーラーやチラー、環境改善機器を開発していますが、もしかしたら10年後には人型ロボットを開発しているかもしれません。既存の枠にとらわれることなく、社会情勢や環境の変化に柔軟に対応できる開発組織にしていきたいと考えています。
最後に、求職者の皆様へメッセージをお願いします。
A.Fさん:
繰り返しになりますが、「お客様にとっての付加価値になるのか」という点にこだわりを持って開発を進めています。
商品企画の担当者と一緒に仕様を決める段階から議論を重ね、必要な技術開発を行い、どこで製造するかを決め、要求される品質通りに商品がつくられているかも確認する。これらモノづくりのプロセス全体に関わります。そのため、業務の幅が非常に広いです。こういった幅広い業務範囲に対して楽しめる方であれば、アピステに入ってからも充実した仕事ができると思います。
ただし、アピステの基本的な考え方、例えば「付加価値を最大化する」という理念に共感いただくことも重要な部分になります。そういった志向が合う方に、ぜひ挑戦していただきたいと思います。皆様のご応募をお待ちしております。






